あいらぶゆう~AI love YOU~
自分との違いにまたうなだれる。
「だ、だから関係ないって!」
「あはは、あはははは・・・・・」
優に気を使ったつもりが、
逆に気ぃ使われてるし・・・・・
「・・・・・もう行くぞ」
そっと手を掴まれて、
その手は優のダウンのポケットへと収まる。
----ドキン・・・・・・
優のポケットの中はあったかくて、
自然と顔の筋肉が緩んでくる。
「えへへへ・・・・」
「気持ち悪い」
そんなこと言ってるけど、
「お顔が赤いですよ? 優クン」
顔を覗き込みながら、
にんまり笑っておちょくる。
ちらりと横目であたしを見て、
「うっせ・・・・見んなバーカ」
って・・・・かわいいんですけどッ!