あいらぶゆう~AI love YOU~
うっわぁ・・・・・・
変な声出た!!
「何だよ、その反応・・・・・」
「い、いーじゃん!」
自分の声に後悔しながら、
優から体を遠のける。
「ち、千夏からだよ。
晩御飯まで時間あるからゆっくりしててってさ」
開いた距離が、あたしの熱を奪っていく。
「そ、じゃあなんかしてようぜ」
それだけ言うと、優はまた歩き始める。
その後に付いていくとき、
店の窓に張ってあったチョコのポスターに目が止まった。
あっ、そうだ。
正樹くんのこと聞いてみよ。
「ねぇ、優!」
そう言って、優の服の裾を掴んだときだった。
「愛ちゃーん!」