あいらぶゆう~AI love YOU~
あるのはベッドと机。
ほかに本棚とか、
必要最低限の物しか置いてなかった。
「何立ってんの? 座ったら?」
「へ? あぁ、うん・・・・・・・」
一瞬悩んで、優の斜め前に腰を下ろした。
そしてまた一瞬悩んで、
さっきから結構気になってることを聞く。
「なんで、あたしはココに連れてこられたの?」
さっきから、ややこしくて
頭の中ピンクなんだからね。
とは言えないから、そこは伏せてね。
当たり前だけどね。
眉間にしわを寄せて、首も傾げる。
「今日」
「今日?」
「13日じゃんか」
「うん?」
それだけ言うと、
何故かもごもご口ごもってしまった。