あいらぶゆう~AI love YOU~
カッチーン。
優の言葉に腹が立ったあたしは、
ちょっと意地悪してやろうとして、少し真剣な顔して
「あのね・・・・どうしても優の傘に入れてほしい理由があるの・・・・・・」
顔を優から逸らし、俯く。
「なんだよ。」
気だるそうにたっていると思われる優。
恥ずかしそうな演技をしてるあたし。
きっと優の顔は、面倒臭そうな顔だろう。
ふん!今からそのやる気なさそうな顔
思いっきり崩してやるんだから!!
「なんであたしが、優に入れてほしいかわからない?」
「知らねーな。」
大きく深呼吸して、俯いていた顔をゆっくり上げた。・・・・・・そして・・・
「優が好きだからだよ・・・・・」
見上げていた優の顔は、最初は普通だったのに今は唖然としているとゆうか、
・・・・・・口をあけて固まっている。
ぷ。まぬけ顔。
思わず笑ってしまいそうだけど、
必死にこらえる。