あいらぶゆう~AI love YOU~


要君があたしとしゃべってる!

それだけなのに、心臓がバクバクすごい音を立てている。



いっぱいしゃべりたいのに、
なんだか緊張してうまくしゃべれない。


「雨止むまで待ってるつもりなら、
今走って帰った方がいいよ。」


「え?どうして?」


「なんか、どんどん強くなるらしいよ。
何なら一緒に走って帰る?」


まじっすか。


冗談っぽく言ってるけど、
あたし本気にしちゃうからね!?



「いいの?ほんとに一緒に帰っちゃうよ!?」


あはは!と笑って、かわいい笑顔を見せてくれた。



・・・・・・かわゆぅい・・・


「うん。いいよ
じゃあ、酷くなるうちに帰ろうか。」


「うん」そう返事をしようとしたとき



「愛?」



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