あいらぶゆう~AI love YOU~
振り返ると、
職員室から出てきたであろう優がいた。
あ、優の事忘れてた・・・・・
「えっと~・・・・・・」
なんて言ったらいいかわからなくて、
なんか口ごもってしまう。
「あのさ・・・・」
「要と、一緒に帰んのか~?
なんだよ、お前ら!あついねー!」
・・・・・・あれ?
あたし優と帰る約束してたよね?
なんで・・・・・・・・・・
まさか、あたしと要君が帰るのを
知って演技してたりする?
優・・・・・・・ぐっちょぶ。
「そうなの~。一緒に帰るんだよね!」
優の演技にあたしも乗っかる。
「走って帰るつもりか?
コレ。傘貸してやろうか?」
なーんて、
ニコニコしながら言って・・・・・・はぁ!?