あいらぶゆう~AI love YOU~




「もう、最悪」


「馬鹿だねー。後ろ向くからよ」


「だって~・・・・・・」


「まぁ、頑張って」


「手伝ってくんないの!?」

「はい。席着いてー」


あたしが叫んだ瞬間、
教室に入ってきた担任。


千夏はと言うと、
ニッと笑って・・・・・・


「自分で頑張って!」




グッと親指を立てて
そのまま席に帰ってしまった。


あぁ・・・・・・
その親指を折ってしまいたい。




「じゃあ、通知表渡す前に
実行委員決めるからなー」



あれ?




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