年下Boyfriend。
「あ、そろそろあたし
学校行ってくる。」

椅子の近くに置いていた
鞄を取ってあたしは言う。

「「いってらっしゃーい」」

トントンッと靴を履き
「いってきまーす。」
あたしは玄関のドアを開けた。


「そういえば今日さ…も……いい?」

と、彰さんがお兄ちゃんに
話し掛けてるのを
微かに聞きながら―――
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