37℃ 【短編】
「ねぇ、今日はどこ行く?」
瞳をキラキラと輝かせた君がいる。
最近秘湯巡りにハマっているらしく、休みの度に俺を連れ出す。
「そう言って、行きたい場所はもう決まってるんだろ~?」
「あっ、ばれた!?今日は此処に行きたいな。」
舌をペロッと出して、地図を指差す。
「此処!?遠いよ!?」
「大丈夫、大丈夫。それに此処はすごい効能がいいんだよ!?」
「そんなのどこでも一緒だって。」
「ヤダ~此処がいい~。」
駄々をこねる小さい子みたいに俺にしがみつく。
「あ゛ー分かったよ!!そこに行こう!!」
半ば、ヤケ状態で車に乗り込んだ。
「ありがとう。車は安全運転でお願いします。」
「ハイハイ。」
瞳をキラキラと輝かせた君がいる。
最近秘湯巡りにハマっているらしく、休みの度に俺を連れ出す。
「そう言って、行きたい場所はもう決まってるんだろ~?」
「あっ、ばれた!?今日は此処に行きたいな。」
舌をペロッと出して、地図を指差す。
「此処!?遠いよ!?」
「大丈夫、大丈夫。それに此処はすごい効能がいいんだよ!?」
「そんなのどこでも一緒だって。」
「ヤダ~此処がいい~。」
駄々をこねる小さい子みたいに俺にしがみつく。
「あ゛ー分かったよ!!そこに行こう!!」
半ば、ヤケ状態で車に乗り込んだ。
「ありがとう。車は安全運転でお願いします。」
「ハイハイ。」