「私」にはなかった「モノ」【実話】
ちょっと意地悪かな?と思ったけど笑いながらメールの返信を打ち出した。



アキラさんちっちゃい子が好きなんですねぇ~
紹介しますよ~
どんな子が良いですか?
うちの店はよりどりみどりですよ?お客さん(笑)

え!
お嬢ってこんなキャラだっけ!?

冗談ですよ~
必要なら紹介しますけど…
間に合ってるでしょう?

そ、それがそんなに間に合ってなかったり…(笑)
でもお嬢から初めて冗談聞いた気がする~

そうですか?
私冗談しか言いませんけど…

えっ!?

冗談ですよ(笑)
あ、一応13日午後1時って言ってあるんで、商店街のまいんって所で待ち合わせしませんか?
1時以降なら何時でも大丈夫なんで~

冗談か(笑)
なら俺も1時に行くよ。
まいんって菅井書店の近くだよね?

そうですよ~
その近くで待ち合わせなんですけど、あの子絶対遅刻すると思うんで(笑)

うわっ!
信用ないね~?

いつもそうですから。
酷いと1時間待たされます(笑)
今回は大丈夫ですよ~
釘刺しておきますし、1時間前に連絡します。
なんで10分過ぎくらいには…

それでも遅刻なんだ(笑)
つか1時間待ってるお嬢もすごいし(笑)

ぼーっとしてるのが好きなんですよ~
じゃあ、1時にまいんの前で待ってますね?

お嬢っぽいね。
了解!
じゃあ13日の1時で!
おやすみ~

は~い、おやすみなさい。



携帯を閉じた後は、ミワと二人で話し込んで寝た。
13日を楽しみにしながら…
< 50 / 51 >

この作品をシェア

pagetop