おいで。


「由希ぃ~」
お母さんが目をキラキラさせて言った。


「由希が冬休みに入ったら家族3人でおばあちゃんちに遊びに行くことにしたから~」

私は、口をモグモグさせて言った。
「おばあちゃんち行くの何年ぶりだろ~確か…6年ぶり?」


「う~ん…そうだね~確か由希は小学六年生くらいだったかなぁー」








私は、この時気づかなかった。
これが私達の運命であると…






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