あたしの執事
「こちらが、洋梨のリ―スリンクグラタンでございます。」


嘘?もうできたの!?


ま、時間は合格ね。


愛梨は動揺を隠す為に、坂上が置いたデザートをナイフとフォークで切り分け口にした。






口の中にほどよい甘味がふわっと広がり、絶妙な感触がする。




パイの部分はさっくり、そして中身はとろけるように…




「おいしい……。」
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