あたしの執事
坂上は、さりげなく新しいフォークを差し出した。




その手際の良さに思わず感心してしまう愛梨だが、なんとか坂上を追い出したいのでますます苛立ちは募るばかりだ。





愛梨は無表情にデザートを食べ終わると、自分の部屋で次の作戦を練ることにした。
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