あたしの執事
瞬間、愛梨の悲鳴とともに坂上の姿が男の視界から消えた。


「な?どこに?」


坂上は男の背後に回ると首に手刀をいれ、気を失わせた。




そして、坂上は愛梨を風のように抱え込むとその場を後にした。




公園に残され唯一意識のある男は、その様子にただただ呆気にとられて見ていた。
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