あたしの執事
「おはよう、菜月【なつき】。」


「ねぇ、愛梨。さっき愛梨を送ってくれた人って、新しい執事さん?」
 

「ええ、昨日入ってきた私専属執事の坂上よ。それがどうかしたの?」



愛梨はいつになく瞳を輝かせる自分の親友に戸惑った。


「そっかぁ!すっごく素敵な人よね。私に紹介してよ。ねぇ、今日愛梨の家に遊びに行っていい?」


「いいけど…今日は用事があるから、明日でもいい?」


「もちろんっ!!楽しみぃ。」


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