あたしの執事
いつものように『おはよう』て元気よく挨拶してくれると思った


『昨日はごめんね。』って舌を軽く出しておちゃらける彼女がいると思った


何気ない話を休み時間にして


その談話を楽しむいつもどおりの菜月と私が


今日、ここにいるはずだったのに…


それなのに。


どうして…?



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