あたしの執事
立ち上がらなきゃ。

そう思ったが、腕に力が入らない


それどころか意識を保つことすら難しくなっている


謝りに行かなくては行けないのに…



こんな所で倒れてる場合じゃないのに…




せめて誰かいれば…。





───執事さえいれば───
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