あたしの執事
第一章〜執事参上〜

新しい執事

・・・・Pipipipi.Pipipipi.


目覚まし時計が私の頭の上で規則正しく響く。




もぉちょとだけぇ……


あと5分だけでいいから寝かせてぇ〜!!




そうは思うけど、目覚まし音は容赦なく、いやむしろ先ほどより強く響きわたる。





お父様め・・・。




朝の苦手な私に目覚まし機能を解除しないと、余計に大きな音が鳴る目覚まし時計を渡してきたのだ。



私専属の執事を雇うのを辞めるかわりに……


まぁ執事がずっといるよりまし!!


てその時は思ったが、毎朝、正直に言うと…



しんどい。
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