あたしの執事
「制限時間は、30分よ。ま、せいぜい期待しないで待ってるわ。」




悪意まるだしの冷たい口調で坂上に言い放った。



「──、かしこまりました。」



坂上は、恭しく一礼すると厨房へと向かった。

< 99 / 215 >

この作品をシェア

pagetop