よしお
よしおは四つん這いになった



ブラに火をつけてよしおの背中に置いた




よしおはガタガタ震えながら顔を真っ赤にして黙って耐えていた




「チャーハン作りなよ」



よしおの頭に足を置いて、背中で燃えているブラの火を見ながら言った



「…僕…作ったことないよ…」




かすれるような声でよしおが言った




俺は台所に行きフライパンに大量の油を入れ、ガスに火を付けた




熱くなった所で火を消した



ソファに戻ると四つん這いのよしおの背中の火も消えかけていた




「火事になるといけないな」




俺はよしおの背中に熱した大量の油を、フライパンから垂らした




よしおは火に覆われた



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