よしお
“帰るかな…”




ソファから立ち上がり、よしおの母ちゃんに近づいた




母ちゃんはよしおの火を消そうと必死だった




「ねぇねぇ、よしおの母ちゃ~ん! お小遣いちょ~だい!」




よしおの母ちゃんは聞いていないようだった




「…勝手にもらっていくよ~」




後ろからよしおの母ちゃんの頭を蹴り倒した




母ちゃんのバッグから財布を取り出した



6千円が入っていた




母ちゃんを見ると…倒れていた




“おじゃましました”




俺はよしおの家を出た


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