Lovejunkie~恋愛中毒~
私と吉田は一時間ほどファミレスで食事をした後
吉田のセルシオに乗り込んだ。

歩いても五分ほどだがマンションの下まで送ってもらう。
駐車場に着き 私は鞄から取り出した 封筒を手渡す。


「はい、これ!五千円分が6コ入ってるし」


「おっ サンキュー!
じゃこれ三万な」


私はお金を受け取り財布に入れる。

じゃあね♪と車を降りようとした時 吉田が真剣な顔をして

「あっ…さっきはあんなん言うてたけど…
ママはシャブなんかするなよ。
俺が こんなん言うのも可笑しいけど、やっぱり俺でもシャブ打った後は後悔するからなぁ。
それに涼介はママのこと大事に思っとるやろし。
いつもママのことばっかり話しとるで。
一緒になって悪いことなんかせんと 涼介を助けてやってや」


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