Lovejunkie～恋愛中毒～

かおるのオバハンと呼ばれる ５０すぎのその女は いかにも怪しげなオバチャンだった。
パンチパーマが伸びたような髪型、 アニマル柄のシャツに黒のスパッツ…
どこから見ても絵に描いたような大阪のオバチャンだ(笑)


３人で その店へ入る。

「オバチャ～ン また車買って～(笑)」

かおるのオバハンは面倒くさそうに外へ出て 涼介の指さすクラウンを見て 「１５万やな」と値段を決め 中に入り札を数え 涼介に手渡す。

「サンキュー！」札を確認し そのうちの１０万を拓哉に渡し 私たちは かおるのオバハンと呼ばれるオバチャンと４人で 店の奥でお茶を飲む。