Lovejunkie~恋愛中毒~
さっきまでの眠気も飛びさり 私はベッドの上で姿勢を正した。

すぐさま涼介は川野に電話をいれる。

「もしもし…川野さんですか?
こんな時間にスミマセン。涼介です」

さっきの電話の内容を川野に話す傍らで 震える私の手を涼介はきつく握る。

「はい、…… はい、今 俺は夏美と南インターのホテルです。 …… 俺は大丈夫です。 …… 拓哉の怪我も心配やし また何かわかったら教えて下さい」

電話を切ったあと 「川野さんが知り合いの刑事に拓哉のこと聞いてくれるって」 と言って その後 真面目な顔をして私の前に同じように正座をして座る。


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