Lovejunkie~恋愛中毒~
いつまで抱き合っていたのだろう。
先に 口をきったのは私だった。


「……涼介?私な…ホンマはシャブやめて欲しいけど 涼介にとってシャブは生活の一部になってるから……そやし シャブに関して私は口出しせ~へん。
そやけど別れるのだけはイヤや。
私な…決めてるねん。涼介のこと大好きやし絶対 離れへんて。
だから 別れるなんて もう二度と言わんといて…。
お願いやから」


「ナツはホンマ いい女やな。俺には勿体ないわ」


「今頃わかったん?(笑) 遅っ!」

やっと少し涼介が笑ってくれた。

「大丈夫やから。私が涼介 守ったるから!(笑)」


「も一回 言って」


「ん?」


「も一回 大丈夫って言って」


「大 丈 夫!」


「ナツに大丈夫って言われたら ホンマに大丈夫って気になるわ(笑)」



何回でも、
何回でも、
いつまでも、
言ってあげるよ。


【大丈夫】


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