Lovejunkie~恋愛中毒~
そんな私に今度は拓哉が喋りだした。

「3日間ぐらい寝てなくて……一瞬 寝てしもたんですわ。
気づいたらダンプとぶつかってるし……」

ゆっくり喋る拓哉を遮って 涼介がまた喋りだす。

「シャブいってる人間は一瞬寝てしまうことがあんねん。
落ちるって言葉がピッタリかな~?
で、こいつ慌ててツレと2人で女を放ったらかしにして逃げよってな…」



「え?女の子は?」


尋ねた私に あっけらかんとした口調で拓哉は



「女?2人とも死んだみたいっすわ」



と言い、焼きあがった肉を口に放り込んだ。

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