Lovejunkie~恋愛中毒~
夜中だというのに たらふく食べた焼き肉の会計は三万円を越えていた。
安い店だから たくさん食べた方だ。
もちろん支払いは一番年上の吉田がするものだと思ってた。
それなのに財布を出したのは涼介だった。
「よっちゃん 今日は俺が払うわ」と言う涼介を当然 吉田は断るものだと思っていた。
なのに 「おっ すまんな~」吉田は平然と言った。
(年下なんかに奢らせて格好悪い。
どこまで情けない男なんだ。
この貧乏ヤクザ)
呆れ顔の私に涼介は 「ママ、またご飯行こうや。携帯の番号教えて」と聞いてきた。
「うん、また誘って」
携帯番号を教える。
吉田への精一杯の当てつけだった。
安い店だから たくさん食べた方だ。
もちろん支払いは一番年上の吉田がするものだと思ってた。
それなのに財布を出したのは涼介だった。
「よっちゃん 今日は俺が払うわ」と言う涼介を当然 吉田は断るものだと思っていた。
なのに 「おっ すまんな~」吉田は平然と言った。
(年下なんかに奢らせて格好悪い。
どこまで情けない男なんだ。
この貧乏ヤクザ)
呆れ顔の私に涼介は 「ママ、またご飯行こうや。携帯の番号教えて」と聞いてきた。
「うん、また誘って」
携帯番号を教える。
吉田への精一杯の当てつけだった。