Lovejunkie~恋愛中毒~
時計の針は4時を回ろうとしてた。
もう喋りだして一時間が過ぎている。


それでも私はまだ涼介の声を聞いていたかった。
そんな気持ちが涼介にも伝わったのか、涼介も同じ気持ちでいてくれたのか、


「なぁ 今からそっち行ってもいい?」
と涼介が聞いてきた。

「そっちって?私んチ?」

「うん、アカン?」

「アカンくはないけど…」と戸惑う私に

「じゃあ今から行くから!!20分もしたら着くから」

「じゃあ下に着いたらオートロックやし503押して。ドア開けるし。」


「了解」と言って涼介は電話を切った。

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