Lovejunkie~恋愛中毒~
しばらくすると涼介も 「おはよ…」と頭をかきながら起きてきた。


ボクサーパンツ一枚で私の横に座り ソファーの横に立てかけてあったルイヴィトンのアタッシュケースを引き寄せる。

中からポンプとシャブと水を出し 手際よく針を腕に刺す。


その光景を見ながら 私はテレビの横の棚の引き出しを開け 中から探しだした合い鍵を
「いつでも勝手に来てくれたらいいから」と 涼介に手渡した。


< 36 / 174 >

この作品をシェア

pagetop