Lovejunkie~恋愛中毒~
~第2章~

日常の始まり

それからの私達は時間さえ合えば一緒にいるようになった。

私の仕事中は涼介が店に来てくれたりもした。
一人で来る時もあれば 拓哉や他の友達を連れてきたりする時もあった。
けれど電話が鳴ると「仕事に行ってくるわ」と言い いつも忙しそうに店を出て行く。
長居をせず 陽気に誰とでも喋る涼介は 店の女の子達からも好感を得た。

涼介は自分名義のDoCoMoとヤクザから買うトバシの携帯の二台を所有していた。
トバシの携帯は ほとんどが客からだった。
二台ともの携帯の着信履歴が ほとんど一日で埋まるぐらい 絶えず涼介の携帯は鳴っていた。


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