Lovejunkie~恋愛中毒~
吉田が帰る間際に 涼介がこっそりパケを吉田に手渡しているのを私は見逃さなかった。


「よっちゃん送ってくるな」涼介に言い残し 私は吉田と店を出て 一緒にエレベーターに乗り込み 一階のボタンを押す。


「なぁ よっちゃんもシャブしてんの?」私のいきなりの質問に 顔色一つ変えずに

「俺らみたいな仕事は 当番とかもあって寝れへん時もあるから……たまにな」

「涼介は 一日に何回も打つねん。体 大丈夫なんやろか?」

「あいつは昔かららしいから大丈夫やろけど……けど量を控えさした方がいいな。
頑張れよ、あいつの女になったら大変やぞ」


と私の頭を撫で セルシオに乗り込んだ。

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