Lovejunkie~恋愛中毒~
私はベッドの中で涼介の腕に自分の腕を絡ませながら そんな五年も前の昔話を喋りだした。
「忘れてたわけじゃないんよ。
ホンマは思い出したくなかったんかもしれん。
ミキがヘルス行ったんは 私のせいじゃないけど…
でもあの時 私が誘わへんたらなぁ…って考えたりすんねん」
「うん…そやな」
「涼介は そんな気持ちになる時はないの?
シャブに嵌ったんはアイツの勝手やけど…そやけど俺が売らへんたらって思った時とか今までなかった?」
「そやけどな ナツ…、ミキって子はナツに誘われんでも いつかバカラ行ったかもしれん。
バカラに行かなくても 風俗に行ったかもしれん。
俺の客になった奴も 俺がシャブ売らんでも ポン中になったかもしれん。
それが そいつらの宿命なんや」
「忘れてたわけじゃないんよ。
ホンマは思い出したくなかったんかもしれん。
ミキがヘルス行ったんは 私のせいじゃないけど…
でもあの時 私が誘わへんたらなぁ…って考えたりすんねん」
「うん…そやな」
「涼介は そんな気持ちになる時はないの?
シャブに嵌ったんはアイツの勝手やけど…そやけど俺が売らへんたらって思った時とか今までなかった?」
「そやけどな ナツ…、ミキって子はナツに誘われんでも いつかバカラ行ったかもしれん。
バカラに行かなくても 風俗に行ったかもしれん。
俺の客になった奴も 俺がシャブ売らんでも ポン中になったかもしれん。
それが そいつらの宿命なんや」