Lovejunkie~恋愛中毒~
確かに吉田の言うように 涼介は男前だった。
胡散臭い出で立ちに負けず劣らずの悪そうな顔。
Vシネマのヤクザものに出てきそうな二枚目だ。
けれど目を細めて 唇の右端を持ち上げて笑う様は ただのヤンチャな中学生のようだった。
「いくつなんですか?」と聞くと25歳で同級生だということが分かった。
この胡散臭い男が同い年と聞き何故だか親しみを覚えた。
たわいもない話をしながら私たちは酒を飲んだ。
涼介は その大きな体でビールをグイグイあける。
「お酒 強いんやね」と言う私に
また唇の右端を上げてニタッって笑いながら
「アルポンやから(笑)」と言った。
胡散臭い出で立ちに負けず劣らずの悪そうな顔。
Vシネマのヤクザものに出てきそうな二枚目だ。
けれど目を細めて 唇の右端を持ち上げて笑う様は ただのヤンチャな中学生のようだった。
「いくつなんですか?」と聞くと25歳で同級生だということが分かった。
この胡散臭い男が同い年と聞き何故だか親しみを覚えた。
たわいもない話をしながら私たちは酒を飲んだ。
涼介は その大きな体でビールをグイグイあける。
「お酒 強いんやね」と言う私に
また唇の右端を上げてニタッって笑いながら
「アルポンやから(笑)」と言った。