Lovejunkie~恋愛中毒~
「なんやって~?拓哉くん」


私の問いかけに返事がない。


「ん~?涼介~?
どした~ん?涼介く~ん」涼介の顔を覗き込む。


「死んだんやて…。龍二…。
シャブでこの前パクられたんやけど 拘置所の中で 首吊って 自殺したんやて……」


「え……龍二って?」


「同級生で昔からのツレやねん。
ナツと知り合う前ぐらいにパクられよったし ナツには会わしてないけど…
なんでやねん?
なんで自殺なんか……」



かける言葉が見つからず 涼介の震える背中を抱くことしか出来なかった。

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