Lovejunkie~恋愛中毒~
いつもよりかなり遅くなったが閉店後 涼介に電話をいれる。

涼介にもらった薔薇だけは家に飾ろうと抱えて外へ出た。


ビルの下に横付けされた涼介の車に乗り込む。


「疲れたぁ~ 足が痛いよ~
帰ったらマッサージして♪」


「違うとこもマッサージしてしまうで(笑)」


「アハハ♪いっぱい して♪」


「今日 めちゃめちゃ色っぽいし。
川野さんにも 羨ましがられたわ(笑)」


「感じのいい人やったね~♪」


「他の男に惚れんなよ」


「アホちゃう?ありえんし……」


言いかけたところで 涼介の唇が私の唇に重なり 会話を止めた。


< 92 / 174 >

この作品をシェア

pagetop