君ノ存在理由
ガキンッ―――


目をつぶった瞬間金属音のような音が響いた
誰か…いるのか!?


おそるおそる目を開けると、
そこにはあの転校生の北神麗汰がいた
手に刀を持っている・・・!?


「ったく、見つけんのにどんだけ時間かかったと思ってんだよ。謝れ!」


そいつは俺の方を見ながら言った
あ、謝るのか?なぜに俺が?


「う、な?その、スマン?」


「ちっ!」


えぇー、人が謝ったのに舌打ちかよ
やっぱこえぇ


「貴様…死神かっ!?落ちこぼれの分際で私に手をだすとはいい度胸ではないか!!」


「落ちこぼれだと?ざけんじゃねーよっ!!!!」


ガキンッ!


ガッ!!


北神麗汰と<はく>の攻撃が激しくなっていく
なんか、俺巻き込まれそうな気がする…


「こっちです!早く来てください!!」


・・・?この声、どこかで聞いたような
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