いたずら子猫
いたずら
「宗次郎ー!」
「あ?」
「お腹すいた。」
くそ猫。
俺は普通の会社員。
給料も普通。
マンションも普通。
顔も普通。
ただ………、
このくそ猫が俺の家に住み着いてる以外は普通な生活なんだ。
このくそ猫も、俺にとっては可愛い子猫で追い出すに追い出せない。
「宗次郎ー!」
「……はいはい。」
一応彼女であり、
向こうの親も俺との同居を認めている。
猫は小柄で華奢、
瞳は何故かブルー。
髪は自毛らしいクリーム色。
性格は……………、
おっとり?
ばかであほで鈍臭い、
そんでもって悪戯っ子。
厄介な飼い猫だ。