【極短】ポップキャンディ



「あっ…すか…」



苦しいよ…



なんか…




激しい……




「はぁッッ…」



やっと離してくれた飛鳥はまた怖い目で見てきた。




「飛鳥…どおしたの?なんか…怖いよ……」




あたしは涙が込み上げて来た…












下を俯いていると


あたしの前に影が近づいた。




次の瞬間


飛鳥に抱きしめられる。








「ごめん」




「飛鳥…」







どおしたの?

なんか怒ってるの?




「あゆ、男と二人にならないで」









…え?




それって………












「もしかして飛鳥…やきもち…?」



いや違うよね?



飛鳥に限って…
「だったら?」







………え??






今なんて…



「俺がやきもちやいたら悪いの」





あ…



あ…



飛鳥ぁ!?




「やきもち焼いてくれたのッッ?!」




「………」




「もー!!飛鳥ってば!大好きだよ〜!」




あたしは嬉しさのあまり飛鳥の胸にしがみついた。















「あゆ、あゆは俺のなんだからな」






そう言った飛鳥は



やっぱり無表情でクールだけど…






すっごくすっごく



嬉しいッッ!!






「飛鳥もあたしの事彼女って言ってくれなかったじゃん!」




「だってみんな知ってるじゃん」



「え?!」







そぉなの?







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