【極短】ポップキャンディ






「あーかわいい!熊谷君の彼女?」



突然喋り出した隣の女。




「………」



え?!




何で飛鳥何も言ってくれないの?!



「かっ彼女です!」



あたしはずいっと一歩前に出て、女に強気で言った。







「やっぱり〜?熊谷君いいねぇ!こんな可愛い彼女でッッ」





…何?


なんか嫌みに聞こえるのはあたしだけ?






「じゃあ熊谷君、あとは彼女と行って?あたしはいいから」



だから!



なに?その嫌み混じりの発言は!!




「あゆ、行こ」



「あ…うん」




みきの方みると「いきな」と指差した。








ってか…




あの人なんなの……






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