アタシの人生、小説より奇なり
そしたらさ…

うちのお母さん、車の免許持ってなくて…


だけど、叔母さんに頼んで車を出してもらって、

たっくさん、ホントにたっくさん買い物して持ってきてくれて…


少しのお金をアタシに手渡しながら、

『これは、自分とお腹の子の為だけに遣いなさい。』

って言ってくれたんだ。


情けないのと、ありがたいのと、色んな気持ちが溢れてきて、


アタシ涙が止まらなかった。
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