アタシの人生、小説より奇なり
給料も少ししか入れてくれないくせに、マサってばアタシにこう言ったんだよ。

『給料日には、毎月ありがとうございますって土下座しろ。』


アタシ、涙こらえて土下座したよ。


マサが稼いできてくれてるのは確かだし、アタシが我慢すればそれで済むことだと思ったから。



でも…


マサを信用することはこの先もう出来ないんじゃないかと思えた出来事が起こったんだ。
< 37 / 74 >

この作品をシェア

pagetop