アタシの人生、小説より奇なり
凛が三歳になって、保育園に行くようになって、母の日や父の日なんかには、似顔絵を描いてきてくれるようになった。


でも、凛が父の日に描いてきたのは…


マサの顔じゃない!?


眼鏡をかけてて…

髪が短くて…

スーツを来ていて…


これって、アタシのお父さん!!


どうしてお父さん…凛にとってはおじいちゃんの顔を描いてきたのか、アタシは凛に聞いてみた。
< 51 / 74 >

この作品をシェア

pagetop