よっチャンへ

その人は
決して


『大嫌い』
では無かったはずだよ?


隣に居て
『友達』
として


『クラスメイト』でもあったんだよ。



大嫌いなら
よっチャンの隣に
居ないよ。



「コイツと隣は
嫌だから。」


なんて人じゃ
なかったもんね?


決して
『大嫌い』
じゃなかったんだよ。




よっチャンは
本気だったから。


その分
小さな事が


愛しく
悲しく
切なく
辛く


悲劇




だったね。










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