転校生は発明家
なんとか、俺と零は遅刻はまぬがれた。

教室に入って、ようやく自分の席について一休みだ。

「おはよー、危なかったね」

今、話しかけてきたのはクラスのアイドル的存在の霧氷 雪奈

俺の昔からの友達だ、
クラスのアイドル的存在だけど、俺はまったく興味ない

「うるさいな、早く席に戻れ」

「まだ、二言しか言ってないよ」

「いいから戻れ」

しぶしぶ、自分の席に帰って行った

といっても、すぐ真後ろ何だけど、嫌らしい



先生が3分遅れで教室に来て、簡単に今日の日程変更などを伝えた。

「今日の日程はこんなもんだ、質問ある奴はあとで聞きに来いよ、
あと、今日はお前たちに重要な報告だ」

「転校生ですよね」

零が、いきなり立ち上がり先生に言った。

「おお、よく知ってるな、その通りだ、今日からこのクラスで一緒に勉強する事になった転校生を紹介しよう」

すぐに教室は、ざわざわしてきた。

まあ、俺も気になっていたけど、どんな奴だろ

「ねえねえ、どんな子なんだろうね」

「わかんね、もしかしたら、ゴツい筋肉野郎かもしれねぇ、もしかしたら、がり勉メガネの女かもしれねぇ」
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