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表紙の言葉が読書欲をそそる、『人形』の詩です。とても短いのですぐに読み終わってしまいますが、それが残念に感じられる良い作品でした(εヾでもこれで完成しているんだなとも思います。完成度が高いです。主人公が本当に人形だったのかどうか考えると悲しいような気もしますし、それによって最後の一文が不気味な輝きを帯びてきます。文と文の間にばらばらになっていく人形が見えてくるようでした。 童話っぽいものが好きな方におすすめです。