〔短編〕また、3分後に夢の中で。

「付き合ってくれないか。」

「…この感情に従うなら、答えは一つよ。」

“YES”

幸せそうな二人。

あれは…誰かしら…。

眩しいくらいに日が照っていた。

眩しいくらいに二人は幸せそうに笑っていた。

不意に夕方に時刻が変わる。

あんなにいい天気だったのに、土砂降りの雨。

二人で同じ傘に入って、並んで歩く。

横断歩道。青のランプが光っている。

並んで歩く二人に、突っ込んでくる車。

「危ない!」

一人は押されて道端に滑り込む。

気付いた時に最初に目にしたのは…

わたし…。

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