音楽の花束
中学生

プライドの高いプリンセス

『あ、ゆりちゃん。あたしバスケ部入るから。』
『えっ、一緒に吹奏楽入ろうって約束してたぢゃん!?』
『だってあたし駅伝走りたいんだもん。ゆりちゃんわ走るの嫌いだから吹奏楽のままにしなよ。』
『やだよ、まなちゃん裏切るなんて。わたしもバスケ部入るから。』
『ぢゃぁ一緒にバスケ部にしよ!!』

ゆりちゃんは幼稚園の頃からの大親友。あたしが私立中学の受験をやめたのもゆりちゃんと同じ中学へいくため。
ゆりちゃんわ嫌い。
すぐあたしのまねするから。そのせいであたしに何度シカトされたことか。結局この部活だって裏切ったのはわたしなのにさ。
ゆりちゃんわ必ずわたしについてくる。
それからゆりちゃんわ仲間外れが大好き。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop