恋、桜色



「…うん。わかってた。…それでも…。好きだった。」


「なんで…?」



「…わかんない…けど…。」






そっと、

胸に手を当ててみる。






いっぱいドキドキした。






たくさんわくわくした。









恋って、



そうゆう物でしょう?










「私…両思いになるために恋をしたんじゃないの」











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