Sweet☆LOVE(続編集)
それから到着した大きな駅で別れると、香奈は相変わらず短いスカートからあの下着を見せながら、大きく手を振って去って行った。
大人大人って…
別にそんなパンツ必要ないでしょ。
「それで先生、今日はどこへ?」
「僕の部屋です」
「そうなんですか……ええっ!?」
「嫌でした?」
「い、いえっ!」
陽サマの部屋!?
で、でで、でも……
勝負下着じゃないですよ?
並んで歩く白い道に、サクサクと足音がなる。
陽サマの住むマンションは、そこからすぐの川沿いにあった。
「一人で住んでるので遠慮はいりません」
「は、はい!」
一人……逆に緊張します。
陽サマの部屋は、性格そのまんまのキレイでシンプルなワンルーム。
モノトーン調の家具に包まれて、当然ベッドだってベランダ側に存在した。
「座ってください」
「と、隣にですか?」
静かにソファに寄りかかる陽サマを見て、私はその場で直立状態。
黒いそのソファは二人掛けで…
「床に座る気ですか」
「そうじゃないですけどっ」
だってソファで隣って
…なんかすごい。