Sweet☆LOVE(続編集)
「はい、先生!これからもよろしくおねがいします!」
私がチョコレートを差し出すと、陽サマはほんの少しだけ柔らかく笑う。
「ありがとうございます」
そんなわずかな仕草にまで、私の胸は思いっきりきゅ〜ん!となって。
もぉー、大好き!
「開けてもいいですか?」
「どーぞ♪」
ねぇ、陽サマ。私はこんなに陽サマにメロメロなんだよ?
陽サマは…どうなのかな。
真顔でリボンを外す陽サマを見上げながら、私は溢れる想いを抑えきれないでいた。
「先生はさぁ、私といたっていつも普通ですよね。…なんていうか、ドキドキとかそういうのないんですか?」
「…………」
無言のままこっちを振り返った陽サマ。
あ……(汗)
この顔は、無関係です。って言う時の顔だよ。
「そんなことないですよ」
おおっと。
そう言うと陽サマは、またリボンを外す方に集中し始めた。
そんなことない…
じゃあどうなの!って、そこからが聞きたいんだってば!